日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

星の話と日本語。そして日本

宇宙の星は、それぞれ距離を置いて存在しています。

 

人や動物、生物の世界ではは他と接触する事で、新しい生命が生まれて来ます。

 

その意味では、私たちの住む太陽系もその誕生期には多くの星々がぶつかり合い形を変えて、一定の法則のもとに、太陽を中心として(実はある意味冥王星も中心なのですが)、水星、金星、地球とそれぞれの惑星が、個性を持って生まれて来ました。

 

地球上においても、地球という生きた惑星の上で、全体の70%を占める海の中で30%の大陸が移動しながら、現在の形になっています。

 

そのとてつもなく長い歴史を考えると、今の私たちが生きる人間としての数千年の歴史は、本当に初めてなのか、実は今まで何回か進化と消滅を繰り返したかも知らないと想像してしまうくらい、46億年という太陽系の歴史は悠久です。

 

人は何のために生まれ、何のために生きているのかと中学生の時から考え、この生を歩んで来ました。55年ほど前の結論は、答えを求めるより、まずは生きてみようという事でした。

 

宇宙や生命の意味を考えるには55年という歴史はあまりにも短いと感じる今日この頃ですが、それでも、真実というものは、日常生活のほんのちょっとした瞬間に現れている気がします。

 

人間は生まれながらに善であるとか、いや悪であるとか、60年以上生きて来た方々の話を聞く事があります。

 

一つの事実の中に、光を見るか影を見るかは、どちらもありかなと感じます。

今まで、仕事の多くを占めてきた不動産の世界は割と正直に人間の欲や夢と言った感情が現れます。

仕事が煮詰まって来た時は、これは宇宙的には、太陽系的にはどうなのだろうかと、発想を変えて問題解決に向かうようにしています。

 

本日も、詐欺にあった個人と、その影響で破綻の危機にあるとある企業を、何とか助けられないかと奔走しています。

見通しとしてはおそらくきれいに解決はできると考えています。

しかし、大事なことは、経済的な解決のみではなく、何故この時間が起きたのか、何故自分が巻き込まれたのか、何故周りを巻き込んだのかをしっかりと心を鎮めて反省しないと、また、形を変えて別の事が起きてしまいます。

 

現代の善悪がごっちゃになって、ものさし自体もはっきりしない状況だからこそ、宇宙的なものさしが必要であると思います。

 

その意味では、現在の日本で少子化の問題が叫ばれて、その対策がいろいろとマスコミに掲載されていますが、宇宙的に考えると、日本の人口が減っているならば、減っているなりの工夫をするのが日本人の知恵である気がします。

労働力不足を外国人で安易に補う考え方ではない。

今の本業の不動産的に考えるならば、大まかに言うと人口が半分になれば、一人当たり利用できる土地の面積は2倍になります。

日本は島国で狭いために、土地持ち=金持ちの図式があります。

日本人が持ち前の知恵を出し合えば、そして国がそれを支援する正しい心を取り戻せば、もう少しこの国は生きられるのではとかすかな希望を持ってます。

 

山は登れば降りるもの、日本も今は人口も減り、降りる時。それを悪いことと考えずに、知恵を出し合って行く事が必要な時です。

直近では、第二次世界大戦後に、私たちは、何もかも失ったところから再スタートした歴史があります。今度こそ、お金や経済だけではない価値観を持って再スタートできればと願います。

 

その鏡が、宇宙であり、太陽系の相手を尊重した、一定の距離感のある存在たちだと感じています。

 

本日は長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。