日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

道(MITI)についての秘密

(※写真はラブラドライトという石です。 光の加減で、優しい青みがかった色を出してくれます。) 道(みち)(MITI)と言う言葉があります。 以前のブログでも触れましたが、「みち」(MITI)は人が人生で歩むものです。 (MITI)の(I)の世界は地上を表します。 人は生…

炎色反応(日本語では)

(写真はラリマーという石です。このブルーは銅の色と言われています。 地中海の色に例えられます。) 炎色反応というものがあります。 物質を燃やした時に、特有の色が出るというもの。 例えば、ナトリウムを燃やすと黄色の炎となる、銅は緑色、カリウムは紫…

卓球 日本女子チーム 補足

昨日、卓球の日本女子チームの選手の名前の特徴と、相性の良さについて書きましたが、もう一つ大事な内容を追加します。 今回の女子の監督は渡辺武弘(WATANABE TAKEHIRO)さん。 女子選手は名前の始まりが、全員「い」行の音でした。この「い」行と相性が良い…

卓球 世界選手権 日本女子

卓球の世界選手権で、日本の女子が王者中国をあと一歩のところまで追い詰めました。 次のオリンピックまでの成長が楽しみです。 卓球は特に相手との距離が短く、ラリーのスピードたるや、身体が反応するスピードに感心します。 今回の日本チーム、「はやた …

言葉の前の世界。小澤征爾さんの話も

約15万年前に言葉が、約6千年前に文字ができたと言われています。 言葉ができる前は、コミュニケーションはどのように行われたのでしょうか? 身振り手振りなどの仕草でしょうか。 目や表情で語ったのでしょうか。 それともテレパシー的なものがあったのでし…

「さずかる」(SAZUKARU)

万葉集の山上憶良の歌に 「しろかねも くがねもたまも なにせむに まされるたから(宝) こ(子)にしかめやも」 訳:銀も金も宝石もどれほどの価値があるだろう。それらにまさるものが子どもなのだ。 という歌があります。 子供は天の神様からの「さずかりもの」…

閑話休題「型は美しく 技は心で」

本日は天皇誕生日です。 歴代の天皇の誕生日が全て記念日になれば、125日の祝日が増えます(^^) 表題の「型は美しく技は心で」という言葉は、私が学んでいた武術(空手)の流派の開祖の言葉です。 この「美しく」というのは、例えば盆栽の松ではなく、岸壁に立…

人生、山(YAMA)あり谷(TANI)あり

人生、山あり谷ありと言います。 一般的には「山」が人生の登り調子、「谷」が下り坂のような捉え方をされていると思います。 音の世界で解説すると、「やま」(YAMA)は確かに登りきって実りをもたらす次元を表します。 そこには、母親(Y音)が子供を包むよう…

詐欺(さぎ)(SAGI)はなくならない

このブログは40年前に師から教わった相対性三次元理論に基づいて分かりやすく書いて(いるつもり)ます。 かつての大泥棒、石川五右衛門の辞世の句に 「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」 というものがあります。 盗む(ぬすむ)(NUSUMU)…

再度、3と7の話

先週の事ですが、身内の法事があり、お寺さんに行ってきました。 法事が無事に終わった後、住職の説話で、仏教においては、法事は3と7の数字(3回忌、7回忌、13回忌など)を基本としているとの話があり、勉強になりました。 やはり、生命を扱う世界(自然の世界…

「やたら」

今朝、不思議な事がありました。 M音とT音の話を書こうかなと思い、人生と関わる、「道(みち)(MITI)」というテーマで考え、スマホで「みち」と入力したところ、「やたら」と表示されました。(理由分かる人教えて下さい) せっかくのご縁なので、本日は「やた…

相性について

先日のニュースでコロナのPCR検査に伴う不正請求で5人が逮捕されていました。 ネット上やニュースで名前が出ていたのはそのうちの4人ですが、その4人の逮捕者の名前の相性はとても良い関係でした。 名前の最初の音を見ると、中心人物が「た」(TA)と「ゆ」(YU…

音の二面性「甘い」話

無(0)から有(1)が産まれ、1から3つの命が産まれます。 その産まれたものには相と対の二つの側面があります。 今回は「甘い」(あまい)(AMAI)を例に取ってお話しします。 恋の甘い味という時の「甘い」(AMAI)は「愛」(AI)の中に(MA)が入ってきます。「ま」のM…

『年年歳歳花相似 歳歳年年人不同』

『年年歳歳花相似 歳歳年年人不同』(来る年も来る年も、花は変わらぬ姿で咲くが、年ごとに、それを見ている人間は、移り変わる。) という、中国の漢詩があります。移ろいゆく人間の様を表しています。 一方で、日本語の音の元になる太陽系の惑星に関しては、…

表(おもて)と裏(うら)の関係

※上の写真は20年ほど前に、築40年ほどの相続放棄されたマンションを裁判所の許可を得て、購入しリフォーム販売した時の和室の写真です。 購入された方が羨ましいほどの物件でした。 いつも、このブログをご覧いただきありがたく思っています。 このブログで…

頭(あたま)(かしら)(こうべ)

頭というからだの部分の表現で 「あたま」と「かしら」と「こうべ」というものがあります。 今回はこの音について考えてみます。 まず、「あたま」(ATAMA)はその音が示すとおり、(A)行の一番上に位置するものとして捉えてあります。 山(YAMA)の母音と同じ高…

豊葦原の瑞穂の国

古事記や日本書紀に日本の風土に関しての記述で、「豊葦原の瑞穂の国」(とよあしらのみずほのくに)という表現があります。 岐阜県瑞穂市のホームページには「葦がしげり、稲穂がみずみずしく育って、豊かな国」と書いてあります。 音の世界で捉えると、まず…

ひなまつり

本日が100回目の投稿になります。 今まで、読んでいただき本当にありがたいと思います。 100回目なので、一番近いお祭りについて話します。 ひなまつりの歌に 「あかり(AKARI)をつけましょう ぼんぼり(BONBORI)に お花(HANA)をあげましょう 桃(MOMO)の花」と…

「ひらめき」(HIRAMEKI)

毎日、ブログを書くのにキーワードが降りてくるのを待ちます。 閃き(ひらめき)(HIRAMEKI)という言葉があります。 今回は、この言葉の音の分析をします。 まず、「ひ」(HI)という音。Hは太陽系の惑星で言うと2番目の金星に当たります。金星は自転が反対に回り…

神道と仏教

日本には多くの宗教があり、基本的に共存しています。 私の家は神道ですが、本来は八百萬(やおよろず)の神と言われるように、生活のありとあらゆる場面に神があります。自然とともに生き、自然に感謝する日本人の姿があると思います。 かたや仏教は1500年ほ…

菅野美穂 堺雅人 ご夫婦

以前に書いた、アナウンサーの安住紳一郎さんとお相手の話が面白かったので、その種類の話を書いてくれというリクエストがありました。 音の相性という話ですが、今回は以前から気になっていた、俳優の菅野美穂さんと堺雅人さんの話をします。 既に俳優とし…

暴く(ABAKU)

白日の元に晒すという表現があります。 隠されているものに白日(太陽の光)が当たり、はっきり見えるようになります。 似た言葉に、「暴く」(あばく)(ABAKU)というものがあります。 (ABAKU)の(A)も(BA)も(KU)の物事が隠された(U)の世界に光を当てるという働…

「はた」と気づく、「ふ」に落ちる

Hと言う音は口の中で、K音の次にできる音になります。 太陽系で言えば、金星の位置になります。星の図鑑を見ていただくと分かりますが、金星は温度も高く(エネルギー量が多く)、しかも他の惑星と違って自転の方向が逆になっています。 つまり、他の星と別の…

愛(AI)と恋(KOI)

数回前のブログで「お」(O)と「あ」(A)の話をしました。 学校では「あ い う え お」と教わりますが、 自然の世界では「あ え い う お」の順番で母音はできて来ます。 実際に発音してもらうと分かります。「あ」から「お」に移るにつれて口に入る光の量が減…

3と7の数字の不思議

私たちの生命や世界に関わるところには、不思議と(不思議ではないのですが)、3対7 、3や7、それを合わせた10の数字、もしくは37という数字が出てきます。 一例を書いてみると 3 対 7 の世界 ①宇宙のダークマター(原子含む)対宇宙のダークエネルギーの比は3:7…

閑話休題 浅煎りコーヒーの色

上は福岡市和白の「珈琲やさん」のミディアムローストの珈琲豆を私がドリップで(お湯の温度は65度)で今朝淹れたもの。 下は、大手コーヒーチェーンでの本日のコーヒー。 浅煎りとのことです。 いつも思うのですが、上のコーヒーは、コーヒー豆の味が分かりま…

節分と立春

今日は2月4日、立春です。 日本語は四季の自然とともに生まれて来た世界でも類のない言葉です。 特に訓読みの世界はその歴史を表しています。 立春「りっしゅん」(RITUSIYUN)では、その意味を音が表していません。 春(HARU)が立つ(TATU)ならば、「は」(HA)と…

「お」と「あ」の話

日本語には5つの母音があります。 学校では「あ い う え お」と教わります。 口の中は太陽系と同じと言いましたが、口の中では 肺からくる暖かい空気(熱)の変化と、口に入ってくる太陽の光の量と、舌の動きによる音の流れの変化、唇による音の遮断、顎の位…

葉室賴昭さんの話と茹でガエルの話し

3つ前のブログで紹介した葉室賴昭さんの著書『大祓 知恵のことば」の中から、もう少し紹介させてください。 この本の76ページに以下のように書いてあります(原文のママ) 「現在のように理屈だけの言葉を唱える風潮がはびこり、とくに若い人たちが話している…

「いとしのエリー」「守ってあげたい」童謡の世界など

このブログでは、日本語の訓読みが、おそらく世界で唯一、太陽系の法則(成り立ちも含めて)を踏まえている奇跡的に成り立った言葉であり、幾たびもの危機を乗り越えながら私たちの世代に伝えられてきたという話をしています。 心に残る歌はその人それぞれにあ…