宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供
前回のブログでR音(ら り る れ ろ)=小惑星帯の話をしました。
小惑星帯は水星から火星までの4つの惑星と形を変える事で一つの世界を作っています(人間の手の指と同じ)
どの音もそうですが、光と影、表と裏の質があります。音の次元をエネルギーとして捉えると、そのエネルギーがどちらに向かうのか次第で、現れ方は大きく変わってきます。
理想的には、音の質に偏りがない方が良いかもしれません。偏り=極端な才能になる時があります。
R音の場合は、動きや動かす性質があるので、車の名前やファッションのブランド、運動能力を含めた動きの能力と関わって来ます。
先日、たまたま録画していた、トムハンクスが出演している「エルビス」という映画を見ました。
エルビスプレスリーはR音が三つ(ル レ リ)あります。映画の中で、黒人の音楽を聞いている時に、何かが降臨してエルビスの身体に入ったシーンがありましたが、まさに三つの異なるR音が統合して、大きな才能が芽生えた瞬間だと感じました。
同時代にエルビスと似た性質を持った方としてマリリンモンローがいます。彼女も三つのR音があり、周りを動かす才能に満ち溢れていたと思います。
ただ、最初に光と影と言いましたが、R音が目覚めると、動き続けないといけない性質があります。「エルビス」の映画の中では、「着陸用の車輪のない飛行機」と表現されていました。燃料が切れるまで飛び続けるしかない。
詳しくは覚えていませんが、綺麗なバレエシューズを履いた踊り子がそのシューズをはいた途端に見事な踊りを披露するのですが、そのシューズは足から脱げる事がなく、疲れ果て亡くなるまで踊り続けないといけないという昔の話(童話?)がありました。
もしかしたら、このバレエシューズの名前自身もR音に満ち溢れていたのかもしれません。
エルビスプレスリーもマリリンモンローも短い人生でしたが、生命と引き換えに多くの方に感動を与えてきたと思います。
何が幸せかは、人それぞれだと思いますが、このお二人はR音の次元を見事に活用し、また、R音の見えないエネルギーに翻弄されたのかもしれません。
個人的には、エルビスが亡くなる前の最後のステージで歌った「アメリカの祈り」という歌を歌うエルビスの歌の迫力に、聴いていて身体が震えたのを覚えています。
もう40年以上前の話になります。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。