日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

最も身近な音

私たちが耳にする最も身近な音

それは私たちの名前です。このブログで話す音は名前そのものではなく、実際に呼ばれている音そのものを言います。

例えば、「まさひこ」という名前ですが、生後「まーちゃん」と呼んでいたら「まーちゃん」という音を考えます。

音は脳のクセを作っていきます。赤ちゃんは常に新しい刺激を求めて動き回ります。その中で唯一変わらないのが呼び名となります。

その呼び名が調和された音か不調和な音か、元々私たち日本人は特に音に対する優れた感覚を持っています。

ただ、今の世の中(具体的にはバブル期から特に)多くの情報に翻弄されて、その優れた感覚を見失って来ている現状があります。