日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

「ひらめき」(HIRAMEKI)

毎日、ブログを書くのにキーワードが降りてくるのを待ちます。

 

閃き(ひらめき)(HIRAMEKI)という言葉があります。

今回は、この言葉の音の分析をします。

まず、「ひ」(HI)という音。Hは太陽系の惑星で言うと2番目の金星に当たります。金星は自転が反対に回ります。

つまり、他の惑星と違う時間軸を持っている。

人とずれた時間の世界に出会い感じるもの気づくものがある。

それが「ひ」(HI)の音です。

東大合格者にH音を名前に持つ人が多いと、時々週刊誌に掲載されますが、それはH音の他の人が気づかないところに気づく質からきています。

 

「ひらめき」の「らめき」は、ま「ひ」で捉えた世界が頭の中で動き出す、この動きが「ら」という音。(ランラン♪という表現は「ら」の動きをよく表してます。)

「ひ」と「ら」は相性が良いので、瞬間に反応します。

そして、「ら」(RA)から「めき」(MEKI)の世界に降りてくる。

 

ここで大事なのは、「ひらめき」の「らめき」(RAMEKI)の母音のつながりです。

母音だけ取り出すと「あえい」となります。

「あえい」は不思議な質を持つ母音のつながりで、ストレスのかかる早い時間の中では、なかなかその力を発揮できません。

「あ」の太陽の世界から空の空間「え」をゆっくり降りて、人の世界「い」に降りてくる。

名前の母音が「あ え い」の方は、母音の流れが悪いため、あえて、ゆっくりと動く事が自分らしさを出す秘訣です。

もしかしたら、無意識に急がず焦らずを自分のペースとしてつかんでいる方もいらっしゃると思います。

ゆっくりと順を追っておろす事ができた時は、かけがえのない美しい世界を作る事が出来ます。(この話は師も40年前に言われてました)

「ひらめき」を音の長さで表現すると

「ひら〜め〜き〜」くらいのリズムだと

ハッと気づいた事をいきなり実行せずに、じっくり考え、少しずつ分かりやすく動く事で、最初の「ひら」(HIRA)で鋭く捉えた世界が実る事になります。

 

「ひらめき」と似た音の言葉に、煌めき(きらめき)(KIRAMEKI)という音があります。

これは最初がK音から始まるので、よりパワフルで力のある音になります。

ただ、「きら」(KIRA)という音は鋭すぎる面があるので、意識して時間をゆっくり生きる事が大事です。「きら」のゆっくりが、普通の速度になります。

英語でも「キラー」「キル」と言いますが、鋭すぎると相手を殺めてしまいます。もちろん目的次第では味方になってくれる音でもあります。

 

 

本日も最後までお読みいただいてありがとうございます。