日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

春分の日について

春分(SIYUNBUN)の日はお彼岸でもあります。

春分(SIYUNBUN)と読むより、「はるわけ」と訓読みで読んだ方が意味が伝わる気がします。

お彼岸は、もともと仏教から来た言葉のようです。あの世と繋がりやすいのが春分秋分でしょうか。

お彼岸には墓(HAKA)参りをします。

以前のブログに書きましたが、墓(HAKA)という音は、その音の通り、『過去と相対して心を明らかにする』という働きがあります。(HAKA)と発音すると喉の奥(つまり過去)に「は」から「か」へと音が戻っていきます。

また「は」には時を超えてという働きもあります。「ははうえ」は時を超えて子どもを愛してくれます。

また、音が戻るということは、(HAKA)という音は「音のアンチエイジング」のひとつとも言えます。

過去に感謝できる人は時と心に余裕が出てきます。

不動産の仕事で、行き詰まった方と話をする時に、最近お墓参りに行きましたかとお客様に尋ねると、最近は行ってないと答える方が多いです。

困った時の神頼みと言いますが、一番身近なご先祖の墓を参らずに自分だけ助けてもらおうと思っている事自体にも問題があります。

 

今の自分が生きているのは、先祖(過去)があってこそ。墓参りこそ日常にできる瞑想だと思います。(距離が近ければですが)

 

今、生かされている太陽の光は数十万年から数百万年前に太陽の中心で生まれたといわれています。つまり、過去から私たちを生かすもの(太陽の光)がやってくる事になります。

 

私も本日生まれ故郷の宮崎に墓の掃除とお参りに行ってきます。

400Km近い運転も年々キツくなってきます(^^)が、心は晴れます。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。