日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

地域性→県民性→国民性→地球性

日本語の母音は「あ(A) い(I) う(U) え(E) お(O)」の5つのかたちがあります。

 

母音は、母(HAHA)の音というように、「K  S  T‥」などがくっつかない純粋な形をしています。愛には条件はつきません。

 

このブログの一番最初の投稿(はてなブログの話です)に書いたように、例えば鏡を見て発音してみると口の形が違います。

肺から来る温度と、口を開いた時に温度が出会う外からの光。喉と顎と舌の位置の違いで質を分けていきます。(それだけでもすごい作業をしてます)

 

「あ」は矛盾なく、温度と光が一番大きい、冷たいものを温めるのに適(かな)っています。「う」や「お」はその反対に冷の働きになります。

ものは放っておくと「あ」から「お」の世界に落ちていきます。渦の底に落ちるとそこは悪魔や吸血鬼がたくさんいて、翻弄されて本来の自分の姿を見失います。

 

人の性(さが)は、往々にして墜ちやすいものです。大阪(OOSAKA)京都(KIYOOTO)東京(TOOKIYOO)と「お」(O)の世界に人は集まります。なかなか渦(UZU)から抜けられません。

 

現代はいじめの精神が跋扈している時代だと思います。

地球性→国民性→県民性→地域性→個人と「あ」から「お」の世界へと、より狭く、卑屈な方へと墜ちていきます。

今、意識していく事は「お」(O)から「あ」(A)への世界に向かう事。それは、現代においてはとても辛い作業かも知れません。それでも、太陽系に生きる人の使命であると思います。

 

この数年の赤ちゃんの名前の特徴として、名前の最後が「あ か さ‥」の「あ」の列で終わる名前が増えています。今の若い世代は救いを求めていると思います。だけども、時代に不安要素が多いため、名前の始まりの音は「お」や「う」と言った守りの音が多いようです。

救いを求める、時には汗をかかずにお金だけを求めるからこそ、悪魔や吸血鬼が善人のふりをして近づいていく。

救いは自分の心の中にしかありません。

 

心を動かすには小さな思いやりや、やさしさを行動に表すか、そのような思いができる良い本に会うか、何らかの自分の動きが必要です。毎日の生活の中の小さな一歩だと思います。

しかも、それは他人に話すことではありません。

「陰徳」という言葉(音は良くないです)がありますが、黙って自分の中でやる事。

インスタグラムとかツイッターとか、見ていると露出の好きな空気ができてるなと感じます。それだけ不安なのかなと感じます。

黙った数だけ、心の栄養になる気がします。世阿弥も「秘すれば花」と言ってます。

個人→地域性→県民性→国民性→地域性の方向性に世の中が向かないと日本はもたないと思います。自戒しながらこのブログを書いていこうと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

※写真は故郷、宮崎の海です。お彼岸なのでお墓の掃除に行きます。