この話は以前のブログ(はてなブログ)で書きましたが、日本語の音に関する大事な話になるので、もう一度、追加内容も含めて書きます。
日本語では目(ME)と言い、英語ではEYE(アイ)と言います。
MEという音は、見えるものには矛盾や間違いがあるので、注意しなさいという働きをします。人間は表面の状態に騙される時がある。本質を見る大事さを祖先は伝えてくれています。
以前のブログで書いた三種の神器に鏡があるのと同じ理由です。
一方で、英語では「アイ」と言う音を使います。つまり、見えるものには矛盾がなく、全て真実という捉え方です。
また、耳(MIMI)という音も、聞こえてくる話の中には魔性があるため注意しなさいとの捉え方で(MIMI)と呼んでいます。
一方で、英語では「イヤ」という音で、耳で聞くことは真実であるという捉え方をします。
日本語は、目も耳も、隠されたものを捉える注意深さを伝えるべく、M音であったり、E(え)音やI(い)音の矛盾を含んだ音で読んでいます。この点、日本人とアメリカ人の物事の捉え方の特徴が、言葉の音に良く現れています。
面白いのは、味に関しての器官で、日本では舌(SITA)、英語では「タン」(TAN)と言います。味覚に関しては、どちらも音のつながりが良く、創造性のT音を使っています。日本語はT音の前に「し」(SI)という心や感性を現す音が先に来るので、心を込めて創造性を働かせるという音になり、「タン」の方は創造性と霊感(イマジネーション)の音になります。
テレビでアメリカ独特のお寿司屋さんが出ると意外な発想の寿司を見る事がありますね。
日本料理の繊細さは、この舌(SITA)の働きにあると思います。そしてその舌で作り出されたものを味(AZ I)と言います。
愛(AI)の真ん中に、大きな心(S)を表す(Z)という音を含んでいます。
料理の真髄は心だと、祖先は教えてくれています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
(※写真は宮崎の山椒茶屋という県内中心に何店かあるうどん屋さんの肉ごぼう天うどんです。うどんは各地で特徴がありますね。値段は高めです)