日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

日本語の音の危機(2回目)「ママ」「パパ」はやめて

漢字が伝来して日本語の訓読みの世界(太陽系の法則をきちんと捉えている)が乱れに乱れたという話をしました。

性質としての音の世界に文字の意味の世界が入ってきて、本来の音が現す、素晴らしい世界に対する感性が濁ってきました。これが1回目の日本語の危機でした。

 

今回は2回目の危機の話です。

戦後、日本の国際化にともなって、多くの外来語が日本に入って来ました。時代の流れで言うと、漢字の伝来と同じで仕方なかったのかも知れません。

今の報道やマスコミでのニュースや評論を見ていると、とにかくカタカナ(外来語)が多いです。

私の本業でも、コンプライアンスという言葉を始め、いつのまにかなんでもカタカナ言葉を使う。

使う側はカッコいいと思うのでしょうが、日本語と微妙にニュアンスが、違います。

良く政治家が「遺憾」という言葉を使いますが「ごめんなさい」を言いたく無いのかと思います。

謝ったら負けの世界なんでしょうね。そこに付け入る品性の低くなった日本人も増えましたから。

 

まあ、そんな「上」(うえ)の人達は共食いしてもらうとして、足元の話として最も気になっているのは、母親、父親を「ママ」(MAMA)、「パパ」(PAPA)と呼ぶようになった家庭での呼び名です。

前の投稿で書いたように、「ママ」(MAMA)のM音はエネルギーが大きすぎたり、自分勝手になる質がある為に子供を絶対的に(時には学校も)服従させたり、自分の見た目を(精神的なものではなく)重視する傾向があります。一方「パパ」(PAPA)のPという音は男を軽薄にします。

良く、援助交際の世界でお金を出す男を「私のパパ」と言いますが、この状況は、ピッタリです。

P(パピプペポ)は発音していただくと分かりますが、M音と同じく唇の位置で出来ます。

つまり、喉の奥から出た音が冷やされて、最後に自分を主張する次元で作られます。しかもM音より、すぐに命が尽きます。シャボン玉が弾けてなくなるイメージでしょうか。

家庭の中で、自ら「ママ」「パパ」と自分たちの命を縮め、温度が寒い為動き回り、結果相手を攻撃したり、無駄遣いをしたりと言った作用を招いている事になります。

日本には「母上」(ははうえ)「父上」(ちちうえ)という素晴らしい音がありました。

「ははうえ」という音は、女性を愛に満ち、気が利いて、時を超えて子供を大事に育てる働きをします。

「ちちうえ」という音は男性を、現実の矛ひ盾の中でも力強く、子供に正しい知恵を授けながら、「ははうえ」とエネルギーの与え合いをしながら子供を守っていくという働きをします。

 

これは昭和の時代が良かったという懐かしさゆえに言っているのではありません。「ママ」「パパ」がいかに時代を軽薄にして、無責任にしてしまったかとお伝えしたいのです。

この数十年、ゆとり教育でも、仕事のあり方でもそうですが、やたら個人の自由を謳われながら、派遣業の増大など、一つ一つの存在が軽く薄くなっています。

挙句の果てはAIやチャットGPT。

AI(エーアイ)(EEAI)は次元的には死の世界からのプレゼントです。

前稿の赤ちゃんに直接話す事の大事さ(スマホの動画に子育てさせないなど)と同じレベルの話です。

逆に考えると、バブル時代にほうけて、株の投資に目の色を変えて、仮想通貨の値上がりにほうけてしまった時代の流れと「ママ」「パパ」という音の次元がピッタリ合ったのだと思います。

今の政治家も「パパ」と呼ばれてきた人も多いのかなと感じます(家庭内でも、家庭外でも^_^)。

もしかしたら、日本人を滅ぼしたい人達がいて、日本語のエネルギーを破壊しているのかなと、都市伝説みたいな事すら考えてしまいます。

これから赤ちゃんが生まれる方、どうぞこのブログを読んで、「ママ」「パパ」から「ははうえ」「ちちうえ」、せめて「ママ」から「母さん」(かあさん)(KAASAN)を使っていただければと思います。

何十年後に親の背中を思い出して感謝の気持ちが起きやすい子供になると思います。

音は呼ぶ方も呼ばれる方も大事です。

何度も 言いますが、令和(れいわ)(REIWA)の破壊、矛盾、破滅のエネルギーが現在いろんな分野に感じられます。

どんな幸せもまずは足元の家族や親子関係からスタートだと思います。

私は学者では無いので外来語の是非については詳しく述べません。日本の家庭だけでも、しっかりすれば今後の困難さは和らぐ(YAWARAGU)気がしています。

 

この稿は皆さんのご批判覚悟で書きました。

 

日本語の音の世界を書くにあたり避けられない問題です。

 

*参考までに我が家では娘が母親を「かあかあ」父親を「たあくん」と呼んでくれてます。感謝です。すんでのところで相手の命を救う音の次元でもあります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。