日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

赤信号

赤信号みんなで渡れば怖くない

 

どなたが、この言葉を言い始めたのでしょうか。罪は重いです。このフレーズを使用する人も。(こんな事を書くと今の時代、すぐにこいつは言論統制だ!という方もいるでしょうが今回は気にしません)

私は、赤信号=日本人が大事にして来た良識(これ以上は人に迷惑をかける)だと思います。そして、渡れば=破れば。

渡れば(WATAREBA)のWAは令和(REIWA)のWA。

(前のブログでWAは滅びのエネルギーと伝えました、考えてみればREIWA(れいわ)とは日本人よ気付けよ❗️という警告かもしれません。目に見えない世界の話ですが)

ある2人組の人気YouTuberの一人が、アメリカから日本に来て驚いた事の一つに、日本人は車のクラクションを鳴す事が少ないという話をしていたそうです。

一昨年、エステサロンのM&Aを相談され無事に成し終えた事がありましたが、その時の、エステサロンの土地、建物の所有者の地主さん(日本人)の奥様が純粋なラオスの方(日本語はほぼ完璧)でした。

その方曰く、日本に来て驚いた事の一つが日本人は車のクラクションをよく鳴らすことだったと。ラオスでは、大きなびっくりする音を鳴らすのはとても恥ずかしくて、鳴らさずに待つのが当たり前との事。

もう一つ、ものが無くて困っている隣人がいたら、それをあげたら自分の分がなくなるのに、困っている人にあげる文化があるそうです。ラオスは仏教の国でもあり、利他の精神でしょうか。

私は、まるで終戦直後の日本の様子(もちろんまだ生まれていないので年長の方からの伝え聞きですがさもありなんと思います)を伺っているようでした。

貧しいからこそ助け合える時代。

大震災があっても暴動の起きない日本。でも、今現在オレオレ詐欺や子どもへの虐待など、とにかく弱いものをいじめる事件が毎日のように報道されています。

先日見た映画『ゴジラ−1.0』の中で、安藤サクラさん演じるお隣さんが、後生大事にしていた白米を、主人公(神木隆之介さん)と同居している女性(浜辺美波さん)が育てている拾った赤ちゃんのために差し出すシーンがありました。

ゴジラ』と聞いて、また怪獣映画かと思ってましたが、なんと忘れかけている日本人の美しい姿がありました。

忘れる事は時にとても大事な事です。いつまでもトラウマを抱えてしまい、ついには恨みつらみにまでなってしまう。

逆にどんなに便利な世の中でも忘れてはいけないものがある。

 

今、YouTubeなどいろんな動画があり、スポンサーの広告料も分散され、テレビ番組の予算も大変だと思います。

私はドラマをいくつか見ますが、とにかく、お笑い、料理、歌やモノマネ、旅のレポートが多いです。制作費用の関係でしょうが、予算はともあれ、こんな「赤信号‥」のモラルのない国に堕ちていく日本を効果的に救えるのはマスコミの力だと思います。確かにAIなどあらゆる技術は進歩しているかもしれませんが、「赤信号」で止まることの大事さを伝えるのはもはやNHKではない気がします。

当たり前の事(良識)を伝えていく勇気あるマスコミであって欲しいです。視聴率はあとからついて来るのではと考えます。

まだ、この国に残っている良識のエネルギーがある気がします。

 

音の世界の話なので、最後に音の話をすると『ゴジラ−1.0』の監督の山﨑貴(YAMAZAKI TAKASI)さんは詳しくは書きませんが、名前の命の流れがきれいで暖かいです。

こんな優しいシーンはもろにこの方の名前の次元から来ているなと感じました。

逆に、あまりにどろどろとした世界を描くのは苦手かもしれません(^^)

 

小説やドラマを見ると、登場人物の名前にそってエネルギーが動きます。作家の方や脚本家の方で、物語やアイデアが滞って先に進まない時は登場人物の名前の質やエネルギーがストップをかけている事があります。作家の意図と登場人物の名前の音が合わない。

ずいぶん前に、ある作家がインタビューの中で、登場人物の名前を付けると、勝手に物語が動き出すという話をされていました。私は逆にこの作家の名前を調べました。なるほどと感じる音の流れの名前でした。

赤ちゃんに名前をつける世界と同じです。

親の思いと子供の名前が調和して欲しいと思います。

いつか、こなブログが注目されて、例えば産婦人科医のマタニティ教室などで話ができればと考えてます。産婦人科の先生がこのブログを読んで連絡下さると嬉しいです。

それまで、コツコツお伝えして行きます。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。どうぞ、皆さんの周りの素直な方にこのブログをご紹介ください。お願い致します。