日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

神様仏様

神様(かみさま)(KAMISAMA)仏様(ほとけさま)(HOTOKESAMA)お助け下さいという台詞をたまに見かけます。

今年、視聴率の高かった「VIVANT」というドラマ(堺雅人さん主演)の第一話の冒頭の場面でも、ありました。

 

ここでの話は宗教論ではありません。日本語の音の世界から神様仏様を考えてみます。

このブログをずっとお読みいただいている方々には既に感覚があると思います。

神様(かみさま)の神(KAMI)は太陽と人との関係を表します。太陽の光の分け隔てのない愛と私たち人間との関係。人間の身体の一番上に髪(かみ)があるのも似たような位置関係を表します。

よくお天道様が見ていると言いますが、これも太陽の光は誤魔化しようもなく平等に私たちに注がれている事を伝えていると思います。

 

一方、仏様(ほとけさま)の仏(HOTOKE)は母音だけ見ると「O O E」となります。太陽(TAIYOO)の「YO」は地球で言うと中心のマグマ、人間で言うと奥底の「心」(こころ)(KOKORO)の次元です。 

心の奥底にある仏心(ほとけごころ)(HOTOKEGOKORO)

神様仏様という時に、私達は太陽の世界と心の奥底の世界に呼びかけている事になります。

仏(ほとけ)の「O O E」の母音のつながりも、神(かみ)の「A I」の母音のつながりも、その母音の つながりにおいて濁りはありません。日本語は実に良くとらえています。

神様という時に上から降り注ぐ神の働き、仏様という時に心の奥底から湧き上がる仏の働きが私たちに即座に寄り添ってくれるのですね。

 

余談ですが、先ほどの「VIVANT」のドラマの原作者の福澤克雄さんの名前のどこからドラマ全体に流れる優しさが来るのかなと調べてみたら、この方はテレビ業界ではずっと愛称として「ジャイさん」(ラグビーされていて身体が大きかったからでしょうか)と呼ばれているそうです。優しい音に包まれてました。納得しました(^^)

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。本日、少し寒さが緩みました。

本日はクリスマスイブですね。

メリー神様仏様(^^)