明治安田生命が毎年出している赤ちゃんの名前ベストテンを見てみると、気づいた事があります。最後がA行が多いとは以前のブログで書きましたが、例えば女の子の名前は、「ひまわり、りん、うた、ひな、ゆな、ゆいな、あん、みお、ゆあ、めい、りこ、さくら、みゅう」となってます。男の子は「そう、なぎ、れん、みなと、ふうま、あおい、たつき、やまと、ゆうま、だん(暖という文字)?」
パッと見て感じるのは濁音が少ない事。女の子に関しては一つもありません。男の子は二つ(暖を「だん」と呼ぶなら)です。
あまりに世の中が濁っているので、本能的に濁りのない音を選んでいるのかも知れません。
さて、濁音について説明すると、簡単に言うと次の2つの特徴があります。
①スケールを大きくする。
②使い方によっては内臓を痛める事がある。
①については、確かにスケールを大きくする音ではありますが、濁音の質次第ではあらぬ方向にスケールを大きくして、親が手に負えなくなるところもあります。
以前の復習になりますが、例えば「ば」という音は「は」に「〝」がついた音ではなく、「ま」に「〝」がついた音になります。発音してもらうと分かります。「ま」と「ば」はすぐ近くで作られています。
つまり、質や働きが似ています。
スケールという点では、かつてジャイアント馬場さんというプロレスラーがいらっしゃいましたが、音とイメージが合うと思います。さらに「ジャイアント」という音があるので、アントニオ猪木さんとはプロレスのスタイル違いはあってもファンから愛されたところがあります。(私は個人的にはストロングスタイルのプロレスが好きでした(^^))
また、太陽系を、含む宇宙を銀河(ぎんが)(GINGA)と言い、英語でもギャラクシーと、そのスケールの大きさを濁音で表現している音もあります。
(たまに漢字や英語の音で面白く捉えているものがあります)
②について言うと、濁音はその名のとおり、「にごり」になります。ですから、安全な濁りの音は、現実世界を生きる上で助けになる事はあります。
だからと言って濁音だらけにすると、そのスケールや「にごり」に心身がもたない時もあります。
一例ですが、日本国憲法の前に大日本国帝国憲法というものがありましたが、内容は別にして、国民の事を考えると、後者の大日本国帝国憲法の始まりの「ダイ」の方がいい次元にあります。
今の願いですが、将来的に、医者と脳科学者とチームを組んで、濁音が人間の健康に与える影響をより詳しく分析できれば、多少は皆さんの健康管理に寄与できるかと考えています。それだけではなく、母音間のつながりや質も大きく影響すると思ってます。40年前に関わった白血病の幼児も、実はこの観点から解決した事があります。ナイーブな問題なので、この点はここまでにします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。