日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

令和の現れ

以前のブログで令和(REIWA)の動きの最後はWAのAで現れと書きました。

 

ただし、時間的にはもう少しゆっくり現れるかと思いましたが、思ったより早い気がします。

 

マスメディアでは、ジャニーズ、宝塚、吉本興業、政治家の裏金の問題、自然災害では能登半島地震

 

お釈迦様は「生 老 病 死」を説かれました。

ソクラテスは「汝自身を知れ」と言いました。特にソクラテスは言葉を文字にする事を嫌ったそうです。

 

その気持ちはブログを書いていて良く分かります。

私はこのブログで日本語の音の秘密をテーマに書いていますが、本来はこれは文字にするのは大変難しい世界です。文字にした途端になんだか伝えたいものが変化していく気がしています。

 

時々、ブログを読んでいる方の質問や感想を受けますが、その度に自分の表現力の拙さや文字で伝える難しさを深く感じています。修行が足りないなと反省します。

 

知り合いで一人、こちらが電話が欲しいなと感じた時に9割くらいの確率で、メールか電話をしてくれる方がいます。以心伝心という言葉がありますが、この世界で生きられたら楽だなと感じます。

もっとも、それはその方が、毎日深く瞑想などを通して自分を見つめておられるので、感度が高いからできる業(わざ)です。

 

世阿弥が「秘すれば花」という言葉を残していますが、今の時代は「秘すれば悪」が多い気がします。

現代の人はあまりにも自分が外からどう見られているかを気にしすぎて(良くインスタで何を食べたとか書くのは不安なのかなと感じます)、変な意味でプライドも高いので他人の「秘」はモラルもなく暴こうとしますが、自分の「秘」はふせる。

 

時代も、平成(HEISEI)令和(REIWA)とE「え」の世界が続いているので、どうしても、隠し事や悪知恵は増えてきます。「え」の世界と相性の良い「う」の世界の「ゆとり」教育という次元が生まれたのも頷けます。怖いのは「ゆとり」の次元はウソを生んでくる事です。

ですから、今のいろんな事象の現れは、起こるべくして起きているのかも知れません。(自然災害は別として)

 

前も書きましたが、手塚治虫さんの「火の鳥」の最後に、人類は何度も滅亡しては、また、新たなスタートをきるの繰り返しをしている。いつ間違いに気づくのだろうかというセリフがあります。

 

ソクラテスの言葉に「一番大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである。」とあります。

 

いよいよかと感じる今日この頃です。せめて自らの魂だけでもしっかり磨かねばと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。