日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

天道(TENTOO)は裁くが太陽(TAIYOO)は裁かない

良く、昔は「お天道」(OTENTOO)様が見ているよ、だから悪い事をしたらいけないよと言われました。

神様の前では悪い事はお見通しだよという意味だと思います。子供に対する一つの教えの知恵だと思います。

たしかに、「お天道」(OTENTOO)という音は、地獄、矛盾、闘争の世界を持ち、なおかつT音を2つ持つので、正義感もあり、相手を裁いたり、攻撃する性質があります。

 

一方、「太陽」(TAIYOO)の場合は、その音に闘争関係は生まれません。事実、「太陽」(TAIYOO)が機嫌を損ねて今日は姿を現さなかったという日は一日もありません。(『古事記』の世界では天照大神が世を儚んで岩戸の奥に隠れて、光がささなくなったという記述はあります。日食だったのでしょうか)

太陽の光を遮るのは、例えば日食時の月の影であったり、大気中の雲であったりします。太陽自身に問題があるわけではありません。

 

万物に分け隔てなく降り注ぐ太陽の光。

日本の神社のお札は「天照皇大神宮」と書かれ、まさしく、太陽の光が全ての国民に分け隔てなく降り注ぐ事を大事にしています。

令和(REIWA)の(WA)は五十音表の最後の口から発する音、爆発や滅びの世界を導きます。ロウソクが消える直前に炎がいきなり大きくなって消えるそのような状況を表します。もちろん、反面の動きとして、全ての動きが終わった後のシーンとした波がなくなった状況も引き起こします。

 

今の、日本を見ていると、全てが上手くいって平穏になる訳がなく、何か大きな絶望的な状況が生まれ、国民が言葉すら失う時のシーンとしたイメージが湧きます。(※すみません、ここまでの文章は昨年末に用意していたので、新年早々の災害が起きるとは思っていませんでした。以下今年の書き加えです。)

だからこそ、今年は足元(個人的にも、日本という国をそれぞれが背負っている意味でも)を再確認する事が必要な気がします。

人間の欲は、太陽みたいに万物に分け隔てなくという存在は嫌いなのでしょう。政治家も自分たちに都合の良い法律や制度を作りすぎのような気がします。自分たちが自然をも支配していると勘違いしていないでしょうか?

 

嘘(USO)ごまかし(GOMAKASI)贅沢(ZEITAKU)

わがまま(WAGAMAMA)見栄(MIE)など、一掃する年になって欲しいです。

日本語の音(訓読み)の素晴らしさをブログで発信するのもそのためです。

 

私達が日本語を話す事も、ある意味分け隔てなく与えられた自然の一つだと思います。私達は、言葉を話すのはあまりにも当たり前の事なので、その日本語の恩恵を忘れてしまっているだけだと思います。

 

先日、知人の勧めで「パーフェクトデイズ」という、役所広司さん主演の映画を見ました。東京都からの委託を受けた会社の業務で公園のトイレ掃除を役所広司さんがされるのですが、、今回裏金疑惑のあった全ての国会議員に数ヶ月でも(国会閉幕中に)その役をさせるといいのになと感じました。

 

トイレ掃除は下座業の一つと言われますが、上に立つ人は下(SITA)をしっかり見つめて国を運営する必要があります。

国会で子供の道徳教育の大切さを述べた、ある議員自身が、裏金作りに励んでいたのには呆れました。国会議員として、しっかり国民に評価されるなりわいをしていれば、後ろ指も刺されなかったと感じます。

舌(SITA)は真実を語るから(SITA)と呼ばれます。

日本語を守ってくれた祖先に恥ずかしいです。

 

しかしながら、日本をリードすべき方々がこの状況です。そろそろ、隠された日本の力が現れる時かも知れません。

それに備えて、もっと自分を磨いて感度を高めなければと思う今日この頃です。

私はすぐに安きに流れてしまいますので(^^)

本日も、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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