日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

詐欺(さぎ)(SAGI)はなくならない

このブログは40年前に師から教わった相対性三次元理論に基づいて分かりやすく書いて(いるつもり)ます。

 

かつての大泥棒、石川五右衛門の辞世の句に

「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」

というものがあります。

 

盗む(ぬすむ)(NUSUMU)という音はそのまま、人から奪ったものを、地中(Uの世界)に隠して見えないようにする働きです。

 

銀行のATMに行くと、振込詐欺にご注意下さいという掲示がしてあります。

この詐欺(さぎ)(SAGI)という音がずっと気になっています。人を騙してお金を奪う行為を「さぎ」という音で呼ぶならば、それは愛すべき音であり、なくなる事はありません。詐欺に気をつけてと言いながら、頭の中では、(さぎ)は好ましい音として捉えてしまいます。

 

日本語の訓読みの世界が音読みの導入のために乱れたために起きた害になります。

「さぎ」という音ではなく、「うそ」という音なら、その行為を行なう人間がやましさを感じやすいと思います。

「詐欺」撲滅したい側が「さぎ」を奨励している状態です。

『うそはやめようよ』の方が音としての働きは正しいです。

 

このブログで話しているのは、なかなか理解していただけない無の世界の話ですが、頭で理屈で考えるのではなく、感覚で捉えていただければありがたいです。

日本人の皆さんが生まれつき持っている感覚です。

 

「さぎ」の命は長いですが「うそ」(USO)の命は短いものです。「うそ」を消す一番の方法は光を当てる事です。

この場合の光とは、例えば、空気感。

日本には人を欺す事は悪い事だとか、弱いものを助ける事は良い事だ、など、良識と呼ばれる優しさがありました。

今の時代は、それを反対に弱いものを盾にして(利用して)権利を主張する人達が増えています。欲や闇の世界がベースにあります。

 

それでも、私達日本人のDNAの中にあるやっていいこと、いけない事の判断基準の集合体である思いを、空気感を、光に変えて世の中に多く発信する必要があります。

それには、大人が見本を見せるしかありません。バブルでほうけた大人が間違ってました。今も国会議員を始め、国のリーダーの多くが間違ったままです。言葉ではなく姿で見せる。姿と言葉(音)を一致させる事が大事になると思います。

気づいた人から始めるしかありません。

 

そう思いながら、毎日、このブログを書いています。ほんの少しの方でも、分かってくださると次の世代につながるかなと考えています。

今後、というか今、毎日、日本は破壊され続けています。気づいている人も多くいます。このまま破壊が続くと、やがて日本語を奪われる時が来ます。実際に今、世界で言葉を奪われつつある民族がいます。

 

芸能界やスポーツ界のスキャンダルに目や時間を奪われる事なく、日本語の素晴らしさに誇りを持っていただきたいと思います。その誇りを子供達世代に伝えたいと考えています。

 

もし、同じ思いを持たれる方は、どうぞ周りの方にこのブログの存在を教えていただけるとありがたいです。

 

本日も最後までお読みいただいてありがとうございます。