日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

悪貨は良貨を駆逐する

『悪貨は良貨を駆逐する』

という言葉があります。似たような概念に、「腐ったリンゴ」「腐ったミカン」という言葉があります。

「腐った」という言葉を聞いて、多くの人が思い浮かべるのが今の日本の政治の世界ではないでしょうか。

 

 

私達の無形の財産である日本語も、その訓読みの素晴らしさを必死に守って来ました。私達が訓読み言葉を大事にする事は日本の文化を大事にする事そのものだと思います。また、太陽系に生きる私達の証(あかし)(AKASI)でもあります。

 

「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉、人間はとかく、物欲、金欲、権力欲、名誉欲などに翻弄されます。自分の成長のためには欲はなくてはならない(本能的な欲は当然にあります)ものですが、欲もほどほどにしないと相手や周りの欲とぶつかったり、相手の欲を奪ってしまう事になります。

 

太陽系の惑星は、それぞれに自分らしい個性を発揮しながら、しかも、他の惑星を尊重して、全体でバランスを取っています。

 

言葉の世界で言うと、悪貨は音読みの言葉や外来語になります。こう書くと、私は偏った思想の人間と思われそうですが、基本のベースは日本語の訓読みの世界が太陽系の自然な法則を踏まえているというところにあるからです。

その法則が乱れる原因として、悪貨と表現しています。

元来、生活と調和して日本語の訓読みの世界は存在していました。この1500年ほどの日本語全体の音のイメージとしては、だんだん重い音(光の量の少ない暗い音や攻撃的な音、スピードの早い音、母音で言うならU音やO音)が増えていっている気がします。

昨年を象徴する人物で、「ふじい そうた(SOOTA)」さんと「おおたに しょう(SIYOO)へい」さんの名前がテレビで上がっていました。お二人の名前は今の時代のスピードには合っていると思います。二人とも「お(O)」の音を中心にしています。「お」は、その回転力の強さで若い時に力を発揮します。「ふじい そうた」さんは「ふ」(HU)の時間を短縮する能力と「そ」(SO)の動き回る力(彼の場合は脳の中の動きです、昔の物語で孫悟空(SONGOKUU)、ビジネスでは世界のHONDAを創った、本田宗一郎(SOOITIROO)さんがいます) が上手く噛み合ってます。藤井さんの場合は将棋という静の世界でその質を発揮されているので、無駄な動きがないと思います。

その意味では大谷翔平さんも、野球という世界に徹しているので、大谷(OOTANI)の(O O)と翔平(SIYOOHEI)の(O O)を余すところなく使っていると思います。

藤井さんと大谷さん、二人に共通するのは、長く生きる事を意識して欲しい事です。健康管理をしっかりして長く感動を与え続けていただきたいものです。

大谷さんが、チームメイトとお酒の付き合いをしないとか聞きますが、(O)の世界は真剣に生きるほど、器用さは無くなるので、力の無駄遣いをしない生き方をされていると思います。上手く、悪貨を避けています。

 

本題と内容がずれてしまいましたが、ご容赦ください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。