日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

百見は一触にしかず

「百聞は一見にしかず」という言葉があります。

かつて武術の師から、その次の段階で「百見は一触にしかず」という世界がある事を教わりました。

 

今はインターネットの進化で、例えば料理一つとっても、クックパッドなどで簡単に学ぶ世界があります。

 

自分が求めるレベルにもよりますが、本当の世界を知るには、やはり、映像だけではなく、現実の世界で師の持つ空気感に触れる事に勝るものはありません。

 

このブログは40年前に教わった、相対性三次元理論を私なりにどのように表現したら伝わるかを考えて書いてきました。

今、ブログを初めて半年が過ぎました。

 

そこで、熱心な読者の方の数名に率直な感想や意見をお聞きして来ました。

たいへん、ためになりました。ありがたい限りです。

 

一つの世界を文字や言葉で書き表す事の難しさをひしと感じます。

 

40年前に師から私への最初の質問は「君、数字の1と2はどちらが大きいと思う?」というものでした。

私の答えは「1は2の二倍だと思う」というものでした。

この答えは、単なる思いつきではなく、それまでに道を求めて生きてきた過程で学んだ事の一つの感覚でした。

 

その時に、師から「君の名は?」と聞かれ答えました。その時から相対性三次元理論の勉強(と言っても師は学者でもなんでもありません)が始まりました。

当時はいろんな意味で純粋ではあったので、吸収は早かった気がしています。

 

いくつかの出来事があり、師の元を離れて40年、とある人気番組で紹介したいとの話が来て、第三者に伝えるにはと考えだしました。

例えば、自転車に初めて乗る時に、最初は理屈(理論)から入ります。しかし、一旦乗れるようになると、視野(SIYA)が変わり、その理屈をはずれ、別の世界が見えるようになります。

 

人の人生は、相対性三次元理論を知らなくても、当然に進んでいきます。

ただ、「自分を知り相手を知れば百戦して危うからず」というように、次元という目には見えない、自分に影響を与える世界を知る事は、上手く理解すれば、より人生が豊かにならないかと考えてこのブログを書いています。

 

今までは、「百聞は一見」の世界でしたが、今後は「百見は(単に文字で伝える)一触」の世界に移行して行く事を考えています。

 

相対性三次元理論には日本人の祖先からのギフトが多く含まれています。

ただ、時代の進化と混乱の中で見えにくく、感じにくくなっています。

祖先への畏敬と感謝の気持ちを形に表して、次の世代に引き継ぎたいと考えています。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。