欲(YOKU)という言葉があります。
音の世界の次元では、欲(YOKU)はある意味で、地獄の産物です。
心理学の世界でも、欲については深い考察がなされています。
人間が動物として生きていくための基本的な欲(欲求)は当然にあります。
問題なのはお金(KANE)を巡る欲にあります。現実の世界ではお金がないと、何の楽しみも味わえない事が多いです。
私が長年関わってきた不動産の世界はその最たるものの一つです。人間の持つ底深い欲の世界が見えてきます。
20年に渡り、債務整理や再生、相続に関わる不動産の仕事をしてきました。
全て、お金で解決できます。
その中で、決して解決しないのは人間の心の問題です。
お金を巡る問題は、心が起因して起きますが、お金で解決するので、なかなか心の問題の解決には至りません。
以前のブログで書きましたが、お客様から「早くあなたにお会いしておけば良かった」と事ある度に言われます。
しかし、そのお客様は、問題が起きる時点ではほとんどの方がいわゆる調子に乗っていて、謙虚さもなく人の忠告には耳(MIMI)を傾けません。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の通りです。
問題解決後に心のレベルまで、解決していく方はほとんどいません。
ご夫婦の場合は、奥様の方がより、反省して心に至る場合があります。
15年ほど前に、奇跡的に助かったご家族の奥様はお盆と暮れに必ず付け届けとお礼の言葉をいただきます。
この方はご家族と、ご兄弟の事業と2回に渡り解決してきました。(あくまで経済的な面です)。ご主人は明日の希望もない状態でしたが、今ではお金が余って、1000万円以上する外車を何台も車庫に並べています。
このご家族が助かったのは、ご夫婦ともに素直で、こちらの提案を全て受け止めて実行してくれました。こんな方には神様も力を貸してくれたようで、様々な幸せな仕事が舞い込んできました。
金(KANE)とは、音の中で一番エネルギーが強い(K)音が、天(A)の力を借りて「か」(KA)となり、魔法音の「ね」(NE)と合体している次元です。力をもって当たり前の世界です。
英語ではもっと恐ろしく「マネー」(MANEE)と言います。全知全能の働きを持つ「マ」が「ネ」の魔法をかかるのですから、日本の「かね」よりも猛威をふるいます。
ニュースでも毎日、株式会社市場や金(KIN)の価格など、洗脳していきます。
そうして、裏側の世界では様々な犯罪の温床となってきます。
仕事も学問もそうですが、心に至らないと本当の意味では生きてきません。お金や経済の先の心に至った方と交流できるのは人生でそうはない経験だと思います。
金(KANE)が欲しいという人はほとんどでしょうが、金(KANE)を通して心や魂を向上させる世界まで行きたいものです。
私は、根っからのお人よしなので、お金の世界には縁が遠いため、後者の道を選んで生きてます。名前を構成する音がほとんど精神性の世界なので、お金への発想が貧困です(^^)
その事が分かっていると焦りはありません。
その意味で自分の名前に含まれる次元を知る事は、自分を知る事にもつながります。自分を知れば経済事故もずいぶん解消されます。
本日もいまから、とある会社救済と人助けの仕事です。弁護士、税理士、不動産会社、それぞれの方のプライドと欲の世界を大きな視点で見つめて、より良い着地点を探しに行きます。
お客様の心に素直さや謙虚さが微かでも残っているかどうかが天国と地獄の分かれ目です。
本日も最後まだお付き合いいただきありがとうございます。