日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

安井算哲 夫婦の絆

10日前のブログで七十二候の話をしました。美しい日本語(訓読み)に溢れていました。

 

この七十二候を作った安井算哲の人生を描いた映画、『天地明察』をレンタルビデオで見ました。主演は岡田准一さん、その妻を宮崎あおいさん(なんと今はこの二人は実の夫婦です)

監督は『おくりびと』の滝田洋二郎さん。

お金と時間と心に余裕のある方はご覧ください(^^)

 

もともと、安井算哲が考案した暦は

大和暦(やまとれき)

と名付けられましたが、その時の元号を元に

貞享暦(じょうきょうれき)

と変更になりました。(幕府の判断でしょうが、このあたりも悪い音を選んでしまった不幸があります。時の権力者は欲深い音を好みます。日本の悲劇あるあるの例です。欲の深い音は短い運命になります)

 

暦の命名は不幸でしたが、この『天地明察』のビデオを見た後に調べたところ、安井算哲と妻の「えん」は、映画の中でも、お互いが相手に自分より先に亡くならないでとお願いするくだりがあるのですが、この二人は、なんと同年、同日、同時刻に亡くなったとの記録がありました。

夫婦とも今でも言うならバツイチでした。(安井算哲は死別。奥様は不明)

夫婦で苦楽を共にし、共に同じ時に旅立つとは‥。

よく、スピリチュアルの世界の方がツインソウルとか言いますが、まさしくエネルギーを交換し合った2人です。

 

今は、周りを見渡しても、離婚だらけの世の中です。多くの場合、別れる時の見苦しさといったら、見るのも(MEの世界)聞くのも(MIMIの世界)嫌になります。安井算哲ご夫婦のように、運命の人に出会えるならば理想ですね。 

自分を磨かねば。同じレベルの人しか会えません。

 

人間の相性はとても大事です。

最近、身近で争い事がありました。

分析してみると、名前の音の相性通りでした。例外はありません。音の次元は本当に素晴らしく、怖いものです。(日本語の訓読みを作ってくれた祖先に頭が下がり、深く感謝します。)

 

この安井算哲ご夫妻の名前のどこが相性良かったのか調べたところ、安井算哲は幼少期は

六蔵(ろくぞう)と呼ばれていました。

妻の「えん」と「ろくぞう」はとても相性が良く、エネルギーを交換できる関係にあります。

小さい時の呼び名はかなり根強くその人の質を支配します。

 

昨年、インターネットでアメリカの90歳を過ぎた老夫婦がベッドで手を繋ぎ合ってほぼ同じ時間に老衰で亡くなった話がありました。隣合わせのベッドで、片方が相手の死を確認して、自分も安らかに眼を閉じたそうです。なんと素敵な話かと思いました。

(かつて不動産の仕事で真逆の体験をしましたが、それは身の毛もよだつほどの恐ろしい内容なので、別の機会にします)

 

亡くなると言えば、以前話題に出したジャイナ教では、徳の高い方々は死期が近づくと瞑想に入り、餓死をするそうです。最も高貴な亡くなり方と言われるそうです。ここまで行くと大きな経済的負担のある延命治療は関係ありませんね。

『リトル・ブッダ』という映画でも同じようなシーンがありました。私にとっては理想的です。

もちろん、そのためには日々の正しい(TADASII)、優しい(YASASII)生き方がベースにあるのでしょう。

このような亡くなり方ができるように、もっと自分の心も魂も磨かねばと改めて思いました。

 

もっとも、私の場合は、不動産の世界で騙されて苦しむお客様を守るために、弁護士事務所や債権回収会社をいくつも出入り禁止になっているので、地獄行きでしょうが(^^)

判断は天の神様にお任せします。

 

(※写真は息子がプレゼントしてくれたブルーマウンテンをお湯の温度は65℃、挽き目はカリタの機械でメモリ6。ペーパーフィルターはメリタの白色、器は必ず磁器。ハンドドリップ。名人の焙煎した豆は美味しさも味に含まれる優しさもレベルが違います。豆の風味のするコーヒーは色からして違います。)

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。