相性の失敗体験
もう40年経過したので勝手に時効が成立したと判断して、相性の失敗体験を書きます。
40年前に中学校の国語の教師(5年間)をしていました。当時、1クラス40人くらいでしたが、給食やグループでの学習のために4〜6人で班を作っていました。その時に各班を名前と血液型(まず変わらないもの)で相性が良くなるように合わせて作りました。
その結果何が起きたか?他の教科担当の教師達から、あんたのクラスは授業中のおしゃべりがひどくて授業にならないと苦情を受けました(^^)。当然、他の教師は私の班作りの意図は知りません。
事態収集のために、まるで反対の全て相性の悪い班に組み直しました。何が起きたか?
クラスのメンバーは同じなのに、隣り合う同士の相性が悪いため、おしゃべりをしません。いわゆる気が合わない関係だからです。授業は静かに聞くようになりました。
私としては、たとえ家庭で嫌な事があっても、そこにいるだけで楽しいクラスにしたかったので複雑な気持ちではありました。
それから退職するまで、この音の法則は使いませんでした。40年経過後の今思うと、これが教室ではなく、職場ならどうだろうかと思います。
相性が良いと多いに意見を述べ合うが、チームの仲は良い。
相性が悪いと、個々の能力は高いのに全体の仕事は進まない。
子供への虐待同様、職場でのパワハラ、セクハラのニュースは毎日見聞きします。管理職の皆さんにもこのブログを見ていただけたらと思った次第です。
40年前の、何とも言えない体験でしたが、では、これが家庭だとどうなのかという問題です。
基本的には、親と子が相性良く、気持ちの交流がスムーズにいく方が嬉しいですね。