日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

戸籍法の改正(名前の読み方)

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/485144.html

 

上のサイトはNHKの解説委員による戸籍法改正に関する記事です。ご興味のある方はご覧下さい。

来年(令和6年)から、出生届の名前にふりがなの届けが必要になるという話です。

 

このブログを書き始めて、いろんな知人からうちの子供も名前をつける時に相談したよという話を多く貰いました。(忘れてました)

名前はそれをつける親の思いが一番なので、私は決して強制はした事はありません。名前の音については、相手の理解度に応じて説明しますが、選ぶ文字については全く自由で、思いをたくさん入れてもらえば良いかと思います。

 

今の法律は一度つけた名前は、よほどの「正当な理由」がなければ変更は難しいので、変更したい場合はペンネームや愛称で対応するのが良いかと思います。

ただ、今回の戸籍法の改正は誰がなぜ言い出したのでしょうか?例えば、「星」と書いて「ひかり」と読ませたりする、いわゆるピカピカネームの増加に対応するものか、マイナンバーカードなど国が管理しやすいためのものかはわかりません。

個人的には、国に音の影響を考慮してもらいたいのですが、私の力不足で何も効果的な動きができていません。

 

以前のブログで名前の音には調和的なものと不調和なものがあると書きましたが、名付けを相談された時や結婚の報告を受けた時に、どうしても気になる時(将来の健康面)の時には、一応説明だけしておきます。

40年前に相談を受けた友人の奥様が最近、原因不明の病気でと言われましたが、実は40年前に、その事に触れていました。若い時は、人間は若いという勢いがあるので、たかが名前と感じる人が多いようです。

40年間、脳に入ってしまった音ですから対応はかなり難しいです。その知人には当時、結婚したら奥様を愛称で別の音で呼んだらとは言いましたが、何せ私が無名なのでさほど信じてもらえなかったと思います。あとは、智の世界で悟るしかありません。

ありきたりの言葉で言うと、「笑いと感謝」でしょうか。

一所懸命頑張って生きてこられたのですから、少しでも症状が和らぐ事をお祈りしています。

 

本日は冬至です。明日から昼間の時間が長くなります。希望を持って生きて行きたいですね。

本日もお読みいただきありがとうございました。