日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

信じる 信じない

40年前に、師から音の話を学んだ時は、時代に勢いもあり、バブルを迎えようとする活気のある時で、人に音の世界の話をしても、あまり相手にされませんでした。物やお金の神様が大活躍の時代でした。ノストラダムスの予言ですら、バブルとその後の時の勢いに吹き飛ばされた感じです。

 

音そのものに働きがあるのか、質があるのか、当時はほとんど研究がなされておらず、信じるか信じないかのレベルの話でした。

 

それから、時が経ち、科学の世界ではMRIやサイマティクス、ダウジングなどが現れてきて、音(振動)を使った世界も少しずつですが認識されるようになってきました。

 

良く、エビデンスと言われます。今までは音そのものに働きや質があるかは、否定される動きが多かったと思います。

 

ただ、科学の進歩により、音(振動)が人間に影響を与えるという話は40年前よりは話しやすくなったかなと思います。言語学の世界でも、慶應大学の川原繁人さんのように、音には丸さや固さがあるなど著書に書かれるまともな研究者も出て来られました。

川原繁人さんの著書「音とことばのふしぎな世界」の

16ページに以下の記載があります。

「欧米では『名前に使われている音がその物に与えるイメージ』に着目して新商品の名前にどのような音を使ったらいいかが研究されています。『私達の購買意欲は商品の名前に左右されているかもしれない』」

 

最後の「商品の名前」を「商品の音」と読み換えていただくとわかりやすいかなと思います。

では、この「商品の名前」が「人間の名前」だったら?

 

ガチガチの言語学の世界でも、新しい視点が生まれて来ています。

40年前に話をした時は、怪しげな宗教と勘違いされた事もありました。

いろんな研究のおかげで、こうしてブログを書けるのは嬉しい事です。何とか間に合った感じです。

(書く事を勧めてくれた原宿の母、菅野鈴子さんと読んでくださっている皆さんのおかげです)

人は自分が理解できない世界がある時は、頑なになりがちですが、日本人は元々言葉に敏感な人達なので、今、紹介している世界も何となく信じていただけるかなと考えてます。

信じる→分かる、信じない→分かるという流れ。

 

何かの映画で「考えるな感じろ!」という言葉があった記憶がありますが、今はまさにその心境です。

皆さんの中の奥深く眠っている音に対する感覚(自然なもの)を呼び覚ましてください。

 

このブログを読まれている方の中にも、ずいぶん音の世界を理解していただいて、質問をいただく事があります。

 

今は、将来に向けた音の内容のエキスになる原稿と誰でも使える音のプログラム(何の目的で使うかでカスタマイズは必要です)を用意中して、もっと上手にお伝えできたら考えています。

時(SIDA)が味方してくれるなら、お伝えできる事もあるかと思います。

 

そして、皆さんの中に私よりも遥かに感性のある方がいらっしゃいますので、音に対する感覚を次の世代にお伝えいただくと嬉しい限りです。

興味ある方は勉強(呼び覚まし)して下さい。

そこから見える景色があります。

縄文の時代は普通に感じていた感覚だったのではと思ってます。

 

有名なアインシュタインの日本に対する予言は当たっていると思います。

今年は、日本からいろいろなものが名乗りをあげてきます。

その真偽を見極める知恵が私達には必要になります。

詩人 谷川俊太郎さんの「生きる」という詩の一節に

「隠された悪を注意深く拒むこと」とあります。

まさにその通りだと思います。

 

次回に続きます。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。