日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

挨拶「あいさつ」という言葉

挨拶「あいさつ」(AISATU)という音読み?ですが、不思議な言葉(この文字を使った他の言葉がほとんどありません)があり私たちは普通に使っています。調べてみると元々は禅の世界から来た言葉のようです。

日本語の乱れた時期の一つが漢字が伝来した時でした。漢字が入る事で日本語の優しさが傷ついたと感じます。

(国会中継の答弁でもやたら漢字の熟語を使ってますが、心に響きません。)

そんな中、珍しく面白い音を持っているのが、「あいさつ」(AISATU)という言葉の音です。

母音だけ抜き取ると「AI  AU」(あい あう)となります。これだけだと分かりにくいので、真ん中に心や感性を現す「し」(SI)という音を入れると「AISIAU」(愛し合う)となります。

 

母音の「あ」と「い」、「あ」と「う」は相性の良い組合せです。日本にはいろんな世界で「道」(みち)(MITI)があります。茶道、武道、芸の道など。

誰しも関わるのが人生という「道」。どんな道も厳しいものですが、まず大事になるのは礼儀や礼節。その入り口が「あいさつ」つまり「愛し合う」=相手と気持ちを交流しあう事だと思います。自分の事だけを主張しても何も学びはありません。

 

今、仮想通貨とかで若くして億万長者になったとか聞きますが、尊敬の念は湧きません。

私は困ってる人を自分のできる範囲で手伝ってお礼を言われたり、また、逆の立場になってお礼を言ったり、(先日ドラッグストアでレジの若者が、ただの袋があるので差し上げますと言ってくれました。その姿が嬉しかったです。)お金や儲けと関係ない世界での交流が基本的に好きです。

 

小学校で返事は「はい!」と教わりますが「はい」(HAI)には(AI)=「あ」と「い」=愛がしっかり入ってます。

国会中継見ても「あ」が「え」に変わります、「え〜○○」

スポーツ選手のインタビューでも「そうですね〜」が多いです。

「え」の世界には矛盾が生まれます。

※写真は菱マンガン鉱、通称「インカローズ」南米で取れるため、「インカの薔薇」と言われています。可愛い石です。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。