日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

継続は力(名前の力)

掲載も100回を超えましたが、以前の掲載内容を確めるために書いていきます。

 

師から音の無の世界を文字の有の世界で表すのは本当に難しいと言われました。

それでも、何とか感覚を磨いていただければと思います。

 

冬の寒い時に「はぁ〜」と手を温めます。熱い麺類など食べる時は「ふぅ〜」と温度を奪います。

例えば、一生のあいだ、「はぁ〜」と温めるか、「ふぅ〜」と温度を奪うかのどちらかだけを行います。

すると「はぁ〜」のほうは継続して温かくなり、「ふぅ〜」のほうは継続して冷たくなります。

 

これが、人間についている名前になります。

 

また、一般的な名称もそうです。

たとえば「ゆとり教育」の「ゆとり」という音。頭で理解する「ゆとり」は時間も緩やかで楽になる感じがします。

ところが、「ゆとり」という音は冷たい温度の音になります。ですから「ゆとり」を徹底すればするほど、落ち着かずに不安が増していきます。相手との調和より、自分の都合だけで精一杯になってきます。

理屈や意味はあとからついてきます。

音は脳と心にダイレクトに伝わります。

 

この違いを分かっていただくためにこのブログを書いています。私たち日本人には音をとらえる感覚が眠っています。

その感覚は宇宙や太陽系の一員である私たちが何者であるかも伝えてくれるかも知れません。

(※写真は小さい石ですが、モルダバイトという1450万年前に今のチェコの場所に約1.5キロメートルの小惑星が衝突した時に形成された石と言われています。

透き通った緑色をしています)

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。