日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

時代のスピードと速さ(HAYASA)

何回かこのブログで書きましたが、手塚治虫さんの『火の鳥』の中で、闘いでほとんどの人類が無くなり、一人の主人公が、人間は愚かで、何度も同じ事を繰り返しているとつぷやいて終わるシーンがあります。

 

とある大手電話会社と光ケーブルの契約をしました。2回ほど、何月何日に工事しますと連絡があり、1回は先方の都合でドタキャン。もう1回は雪が降っているので会社の規定により安全のために工事を中止→一定の期限が過ぎたため、契約違反となり、届けた機器を速やかに送り返してくれ、期限までに遅れたら損害賠償を求める。

はてな❓」

この期間、私が伝えたのは「わかりました」の言葉だけ。

せめて抗議しないと、この会社は大変な事になると思い通知を見たら、どこにも連絡先が書いていない。

ましてや、お詫びの一言もなく、割引も解除するので料金が高くなるとの事。

はてな❓」

 

私たち人間のスピードと、AI(エーアイ)に代表される『死・矛盾』の世界のスピードは全く別の世界にあります。

 

人間のスピードは「速さ   速い 早い」(HAYASA   HAYAI)など、そこには「あ」(A)の緩やかな世界があります。

いわゆる血が通った状態。

 

30年から40年前ほどからテレビゲームが流行し、これは怖い時代が来るなと感じました。当時、ゲームにハマっていた長男を、1年間山村留学に行かせました。

1学年数人で、プールの水も川から引いて、冬は何百年も続く本格的な神楽のある町。

 

費用もかかり、大変ない思いもしましたが、私にギリギリできるプレゼントでした。

そこには、手作りの感動がありました。

 

「スピード」(SUPIIDO)には、愛(AI)のかけらもありません。

庭のチューリップが花をつけていますが、太陽の光を浴びた「はやさ」(HAYASA)はあっても「スピード」はありません。

 

本当に怖い(KOWAI)世の中になりました。怖いというより、愚か(OROKA)かもしれません。

政治やマスコミ、テレビの番組、SNS、を見て、そう感じる方はまだ日本にいらっしゃると思います。

この時代の最後の「正しい」感覚を持った方々に少しでも次の世代に何かを伝えていただきたいと願ってます。

答えはパンドラの箱の最後にあると思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

(※写真は40%OFFの安い珈琲豆で作ったアイスコーヒーです。アイスにすると風味を感じにくいので、そこそこ焙煎が浅い豆で、お湯の温度65℃で淹れると十分です。

200gの豆で、写真のボトルいっぱいできます。1.5倍濃く作っているので、氷を入れても、牛乳で割ってもエグ味がなく美味しいし、価格も安くできます。

一番大事なのは愛を少し入れる事です(^^))