日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

「強さ」と「弱さ」TとYの世界

角川映画『野生の証明』のキャッチコピーに「男はタフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」という言葉がありました。

 

今回は日本語の「強い」(TUYOI)と弱い(YOWAI)について説明します。

強いはT音(男性音)、弱いはY音(女性音)から始まります。

狩猟の時代、男たちは狩に出て、子家族のための獲物を狙い、女たちは子どもを守り、獲物を調理していた。

T音の闘いと創造の世界とY音の愛と優しさの世界が調和して、一つの家族を形作っていた。

 

(TUYOI)という音は、発音していただくと分かりますが、発音するたびに身体の中にエネルギーが取り込まれます。

(YOWAI)という音は、愛の世界と滅びの世界に生きています。

 

このYとTの世界は、どちらが男どちらが女というよりも、相対性の考えに基づけば、男は表面がTの強さを持ち、内面はYの優しさを持つ。女は表面がYの優しさを持ち、内面がTのしっかりした質を持つ。

そうすると、男女の関係や夫婦の関係はピタッと治ります。今の時代は、男女同権や平等が特に(中にはビジネス的にお金儲けの用語として)叫ばれていますが、

男も女も、表面と内面が同じ次元(YとY、TとT)になってしまったら、それは破滅でしかありません。

 

人生で何人かの達人にお会いする事ができましたが、共通しているのは、このYとTのバランスがしっかり内在していらっしゃいました。

 

自分の中にY(優しさ)とT(強さや正しさ)を持つ大事さ。まずは、何でも人のせいにせず、自分を深める事しか道は開けない気がします。

 

「ヤマト」「ヤマタイコク」「ヤマトタケル」「ヤタガラス」など、日本の歴史の中に、キーワードは残されています。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

(写真は友人が作ってプレゼントしてくれた、クレヨン画と木彫です。この方はYの世界で生きている方です。)