上は福岡市和白の「珈琲やさん」のミディアムローストの珈琲豆を私がドリップで(お湯の温度は65度)で今朝淹れたもの。
下は、大手コーヒーチェーンでの本日のコーヒー。
浅煎りとのことです。
いつも思うのですが、上のコーヒーは、コーヒー豆の味が分かります。下のコーヒーはお店の説明は浅煎りですが、色も真っ黒で、苦みしかありません。
「せっかく、農家の方が一所懸命作った豆なので、それを美味しく飲めるように出すのがコーヒー屋の仕事」と、いつも「珈琲やさん」のマスターは言われます。
日本料理を始め、味に敏感な日本人がことコーヒーに関しては、こんなものと思って飲んでいるのが不思議です。
日本も40〜50年前は、上のコーヒーが主流だったようです。
だんだん大手コーヒーチェーンやバリスタの世界が常識だという流れになっているようです。日本人は権威や情報に弱いです。
自分の舌(SITA)を信じる事を忘れていってる。
産地に行かれたマスターによると、ペルーやメキシコの農家の方は上の写真か、本の少し薄い(浅い)色のコーヒーを飲んでいるそうです。生産者は豆の味がわかるのですね。当たり前ですが。
美味しく焙煎するのは、手間と技術が必要ですが、それこそ日本人の得意とする所だと思います。
自家焙煎をされる珈琲屋さん、頑張れ!