日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

「はた」と気づく、「ふ」に落ちる

Hと言う音は口の中で、K音の次にできる音になります。

 

太陽系で言えば、金星の位置になります。星の図鑑を見ていただくと分かりますが、金星は温度も高く(エネルギー量が多く)、しかも他の惑星と違って自転の方向が逆になっています。

つまり、他の星と別の時間を生きる事になります。公転の方向は他の惑星と同じなので、大きな枠では太陽系のルールを破っているわけではありません。

一つの個性と捉えると良いかと思います。

 

H音は時間と関係しています。

 

「はた」(HATA)と気づくと言う言葉がありますが、時間の隙間に、天(あま)(AMA)からヒントが降りてくる感じです。スピリチュアルの世界でも「気づき」と言う言葉が良く使われますが、「はた」と気づくにはいつもと同じ事をするのではなく、非日常の空間も必要だと思います。

 

その「はた」(HATA)と言う気づきが、身体の中(U)に入っていくと「ふ」(HU)に落ちると言う事になります。西洋医学が伝来するまでは内臓を「ふ」と読んでいました。

辞書で見ると「ふ」(腑)とは(はらわた 、こころ)と言う訓読みもあるようです。

 

音の理論で言うと、「U」の世界は内臓や胃に関係します。性格的には、良い面では辛抱強さも出て来ます。悪い面では踏ん切りの悪さになります。

 

三上という言葉があり、「散歩の上、厠(トイレの)上、枕の上」などは「はた」が降りて来やすい時間や空間なのかも知れません。

 

現代は、特に多くの嘘にまみれてます。断末魔という感じでしょうか?  

そんな時代だからこそ、しっかり、自分なりの「はた」を「ふ」に落とす必要があります。

「はた」は「旗」というものもありますね。自分の「旗」を持ちたいですね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。