日本語の音の秘密(志矢木太陀介)

名付けに役立つ話と日本語の音の秘密を書いていきます。表題の太陽系の図はfreepikより。

表(おもて)と裏(うら)の関係

※上の写真は20年ほど前に、築40年ほどの相続放棄されたマンションを裁判所の許可を得て、購入しリフォーム販売した時の和室の写真です。

購入された方が羨ましいほどの物件でした。

 

 

いつも、このブログをご覧いただきありがたく思っています。

 

このブログでは、隠されてきた(隠れていた)日本語の秘密について書いています。

 

元々は40年前に師より教わった相対性三次元理論という話を、できるだけ分かりやすく書こうとしています。

 

表(おもて)と裏(うら)という言葉があります。

この理論では、より複雑でないほう、魔性の少ない方を表とお伝えしています。

例えば、私たちの手🖐️で言うと、手の甲が表になります。手のひら側が裏になります。

裏=魔性のために、手のひらは指紋や手相に使用する線など複雑な構造になります。そしてその魔性のために、能力も高く、ものづくりや料理などさまざまな場面で活躍してくれます。さらに、その魔性のために、人を攻撃したり、殺めたりといった動きもしてしまいます。

もっと簡単に言うと、静が手の甲、動が手のひらという事になります。自分の感情が動く時、手のひらが動きます。

 

 

人間は動物のひとつです。しかも、他の世界に大きく影響を与えるという点では、唯一の存在です。悪い言い方をするなら、地球のガン細胞が人間かも知れません。

恐竜が繁栄した時代も他の動物への攻撃はあったでしょうが、それは最低限生きるためのものだったと思います。

 

かたや我々人間は戦いの歴史が主になっています。万物の霊長の名に恥じる存在になりました。

 

今の日本の政治の世界についてもまともな感覚の方々なら、大きく間違っている事を分かっている方が多いと思います。

静の方はやたら声をあげません。

 

例えば、年金の問題、長年に渡り納めて来たにも関わらず、支給額は生活保護者よりも少ない時があります。

しかも安易に生活保護費用を支給している自治体もある。少なくとも汗をかいて生きて来た方の方を大事にするのが礼儀だと感じます。

 

以前、上(うえ)と下(した)の次元の違いについて書きましたが、日本の歴史のどこかで感覚が逆さまになっています。

仁徳天皇の「民の竈」(たみのかまど)の話もしました。

 

表と裏、本音と建前、正と邪、上と下、

本質の部分でずれが生じています。

 

歴史を見ると、百姓一揆明治維新第二次世界大戦など、いろんな機会に下(した)の正しい人々が立ち上がり、「ゆがみ」をただそうとしてきました。

私たちは日本語(訓読み)という素晴らしい財産を引き継いでいます。

目には見えない闘いの中で、太陽系との約束を守り続けた証(あかし)が日本語(訓読みの世界)であると思います。

 

学校や社会で正しい言葉使いをと言いますが、基準になる音の世界の価値を理解していかないと大事にするのは難しいのではないかと感じます。学校で国語の授業がありますが、言葉は次第に乱れて来ています。

マスコミやSNSの責任は大ですが、私たちにできることは、まず自分が言葉(音)を大事にする事ではないかと思います。

 

今の時代、あまりの情報と欲の塊の渦の中、周りを変えていくのは至難のわざです。ならば、自分が気づいて誰かに伝えるしかないと考えています。

 

時代劇で「おもてをあげい」と立場が上の人が言います。日本の裁判所でも公判が始まる時はそんな感じです。

少なくとも人を罰する行為をするならば、まず、下(した)ではなく上(うえ)を正さないと、逆さまの世界は直っていかない気がします。

強きをくじき弱きを助けるのが日本の美学でしょう。

 

本日も最後までお読みいただいてありがとうございます。